いつもありがとう500円セール。

2019年10月29日

諭吉です。
急に寒くなってしまって、風邪など召されてませんか?
諭吉とても心配。

さて、今日はいつも私の文章をお買い上げいただいている皆様に
この熱烈な感謝の意をとうすればお伝えできるかなあと知恵を絞って
思い立ったまま一生懸命書いたやつに500円という値段をつけてみました。
本当に皆様にはいつも多大なるご支援をいただいて心よりの感謝を感じています。
私ものらりくらりと200話以上のM格闘文章作品を作り、
その中でも特に印象として人気の高い、スリーパー、腕ひしぎ、首4の字という
M格闘らしい技の三つをふんだんに取り入れ約一万文字に収めたものをご用意することで
少しでも皆様の健やかなM格闘ライフの発展に役立つコンテンツの端くれになれたらなあと
思う次第でございます。

テーマは自分より年下の小生意気な女子高生が強かったらめっちゃ良くないですか?
です。

昏迷。


昏迷。

自分の状況を何となく説明すると、そんな言葉が脳裏によぎる。
別にだからって誰に説明せねばならないこともない。
だけど、自分がこの不可思議な状態に陥ったことに対して
ある一定の説明をして自分を説得しなければ
このほとんど理不尽と言って問題ない暴力に
無抵抗で屈してしまったようで実に納得がいかない。

俺はその日、友人の付き合いでとある格闘技ジムの見学に行った。
そこにはありふれた非日常とでもいうべき、
普段の生活から一歩踏み出せば誰にでも立ち入ることのできる
特別な空間があった。

俺と友達は何となくトレーニングウェアライクなものに着替えて
ジムのトレーナーと思しきお兄さんに筋トレや格闘に必要な動きなんかを教えてもらっていた。

ちなみに俺は梅本祐樹19歳。人生驀地の大学生だ。
友人というのは高田信広という幼馴染で、名前が似ているという理由だけであだ名は「腕ひしぎ」だ。最近では「出てこいや」と呼ばれることも多く、
不可抗力とはいえ癖のある有名人と名前が似ているというのは何とも、
無意味な注目を集める要因となる。それが幸なのか不幸なのかは知らん。
まあつまりこういう格闘技のジムに出入りすれば高田だって、少しは名前に報いることができると思ったのではないか、というのが俺の予想だ。

一時間ほどの筋トレで過去にこれと行ってスポーツの経験がない俺も高田も息が上がってしまった。身体中に乳酸が溜まって明日ろくなことにならないのは明々白々、今から気分が重たかった。

「じゃあちょっと休憩したらスパーリング体験行ってみよう。」

爽やかな笑顔で耳が餃子みたいに潰れたお兄さんは
そんなことを口走った。

「スパーリング・・・体験・・・ですか・・・。」

息も絶え絶えに高田が聞くと、

「そう、せっかくうちに来たんだから筋トレばっかじゃなくてなんか格闘技の片鱗に触れないとその気にならないでしょ?」

という爽やかすぎて殴りたくなる笑顔をこちらに向けてお兄さん。
いや、殴りかかると100%を100%上回る確率で負けてしまうだろうから、
殴りたくはならないでおこう。そのくらいの分別は俺にもあるのだ。うむ。

しばらくぐったりと汗を吹いたり水を飲んだりしながら休憩していると
爽やかお兄さんが何やらジムの隅っこですごく可愛い女の子と話をしているのが見えた。俺としては、格闘技の片鱗というよりもその女の子と一晩寝技できれば、充分その気にもなるんですがねえ。

というふざけたことを考えながら隣を見ていると
当の高田も同じ気持ちでいるらしく彼女の方を見て動かなくなっていた。

彼女は制服姿で今来たらしく、この辺じゃ有名なお嬢様女子校の制服だった。見目麗しくご機嫌もよろしくってよオホホホ。みたいな挨拶が日々交わされているんだろうか。

あんなお嬢様高校の子も格闘技とかするんだな。
と、俺は高田に声をかけた。
すると高田は「最近じゃ物騒な話も多いから、護身術を習うために入会してそのままハマってしまう子が多いんだそうだ。」と、入念な下調べと入魂の下心がないとできない発言でさらりと返事を返してきた。

お前、まさかそれが狙いで・・・。

と半絶句すると高田は俺を振り返ってその下卑た口元をニヤリとめくりあげながら笑った。

かくして俺の予想が見事に空ぶったことが明らかになった。

ちょうど下校時刻に合わせてそのお嬢様高校の制服を着た女の子が
数人、10人にも満たない数だがまとまってやってきた。
はっきり言って壮観だったし、俺は高田に感謝すらした。
よくぞ誘ってくれた。友よ。
明日からは俺のことをマエダアキラと呼んでくれても構わないぞ。

お嬢様高校生軍団は着替えをすませるとワイワイと更衣室から出てきた。
俺と高田はその姿を見てのぼせて死ぬところだった。
普通トレパンとトレシャツとか、それも中にピタッとしたアンダーアーマー的タイツとか、長袖シャツを着て肌を極力出さないようにするのがそのほかのジム生の傾向なのだが彼女らはその若さにかまけて、白いスポブラ的なものに同じく白いビキニパンツ姿だった。

あまりにもエロいと、言わざるを得ない。

俺と高田は一瞬目のやり場に困った。
こんなのありなのか。
これはもしかするととんでもない場所に潜り込んだのではないか・・・。

そのうちの数人はちょっと寒いねーと言いながら更衣室に戻り、
少し大きめのTシャツ(白)を着て戻ってきた。
おいおいお嬢ちゃんたち、それじゃあ下に何も履いてないみたいに見えて、
お兄さんチ○コでかくなっちゃうよ。

彼女らが彼女らなりの準備運動みたいなのをし終わるのを待って、
さっきの爽やかお兄さんが俺たちの元にやってきた。

「さあ、じゃあスパーリング体験しようか。まあ、何もできないと思うし、無茶はしないで欲しいんだけどここからは僕は自分のトレーニングに戻るから、君達もある程度自由にやりなよ。相手はあの女の子がやってくれるから、殴ったり髪の毛引っ張ったりしちゃダメだよ。じゃあ、頑張ってね。飽きたら帰っていいよ、アハハ!」

と、一人でほとんど早口を言うようにしてそれだけのことを喋り、
お兄さんはどこかへ消えた。自分のトレーニングに戻ったんだろう。
体験入門の若人を二人置き去りにして。

そしてそんなどうでもいいことではなく、
俺と高田は少し奥にあるスパーリングスペースみたいなところでこちらに向かって手を振る女の子に釘付けになっていた。

爽やかお兄さんが「相手はあの女の子がやってくれるから、」と指差した女の子は一番初めに爽やかお兄さんと話していたあの超美人高校生だった。

俺と高田は吸い寄せられるように、彼女の元へと歩いていった。
道中俺は120回ほど高田の脇腹を肘で突っつき
『おい、やったな。』と囁いた。高田は自慢げにその気色悪い笑顔をこちらにだけ見えるように展開させていた。

奥まったそのスペースは他のジム生からは見えにくい設計になっていて、
彼女らの専用スペースみたいだった。実際、他のジム生のスパーリングスペースは他にあるらしくそのスペースにはその白いビキニパンツを履いたエンジェルちゃんたちしかいない。
見渡すと彼女たちの中には美人しかいないことに俺も高田も気がついていた。お嬢様高校ということもあって漂う上品さや気品みたいなものがあるのはもちろんなのだが、そもそも顔立ちが整っている。それも嘘みたいに。
なんだ?この高校は入試の時に顔面偏差値も図られる特殊な受験指標を持っているのか。

そんなことをどぎまぎと思っているとニコニコと手を降ってきた彼女が真ん中に立って俺と高田に話しかける。
髪の毛は肩までさらりと下ろしてあって、その顔はどこか日本人ばなれすらしている目鼻立ちの美しさとツンとした唇をもって超美しいと認定できる。
露出された肉体は肩幅が少しあり、胸は程よくあり綺麗な形をしているのがわかり、腹筋には薄く筋肉の影が見て取れる。腰骨が少し張り出して高校生ならではの下半身の太さを緩和する。それでもくびれたウェストとその白いビキニパンツから少しはみ出たお尻の質感の素晴らしさは特筆ものであり、
筋肉が隆々としている、という意味ではない女子高生らしい太ももの太さとふくらはぎから足首にかけてのナイスな引き締まり具合が実にエロい。

彼女らは全員白い上下のみを着用しており、靴も、サポーターもない。
それがさらにエロさを加速させていく。

「お兄さんたちが体験入門生なのね。私は聖アンジェリク学園高等部3年神原優香。よろしくね。」

透き通った声はまるで鈴の音が鳴り響くようで、
聴くものを、つまり俺を惑わせた。

そしてなぜか彼女は俺と高田を見下していた。

それは例えば入門時期の遅い早いを基準にした上下関係、というわけでもなさそうだった。とはいえ、おそらく彼女から見て俺も高田も年下には見えていないはずだ。なぜなら「お兄さん」と言った。

俺は神原優香の極めて自然ではあるけれど、明らかにこちらを見下した言葉にどこか違和感を覚えた。お嬢様高校と平民の差なのか!などと取り乱すこともなく、なんとなく高田がまずは彼女とスパーリングをすることになる流れを観察していた。

それなりに広い空間は彼女たちの上品で芳しい香りで充満していた。
彼女たちは壁際に静かに座り、それに倣って俺も壁際に引いて座った。

空間の真ん中には神原優香と高田信広が向かい合っている。

「じゃあ行くよー。」と壁際に座る彼女らのうちの一人が鼻にかかった声を出した。彼女もまた、美しい顔をどこか気だるそうに傾げていた。

「はじめー。」

その掛け声が地獄への入り口だと気づいたのはそのすぐ後のことだ。

高田は何をしていいのかわからないまま棒立ちに立っている。
神原優香はその、ともすればアンダーヘアーが覗くんではないかというローライズの白いビキニパンツから伸びた美しすぎる脚を大きく広げ低く構え、小さい虫程度であれば実際に死ぬんじゃないかと思わせてくれる
美人ならではの大きい瞳から滑り出す眼光で高田を睨み付けると、
露出された肉体に筋肉の陰影を浮かべながら高田に組みつき、
その腋に無防備な高田の頭を抱え込むと柔道でいう所の
払腰に当たる動作で、高田の体をふわりと宙に舞い上げて
そのままマットにドムっと叩きつけた。

「おい!!」

という俺の高田を心配する声をかき消すように
「ングウウウウウ・・・!!!!」という高田のうめき声が飛び上がった。
高田は彼女の体の下敷きになりながら、必死にうつ伏せに体を転がした。
ウウウウウ、、、という苦しそうなうめき声が尋常じゃない状態を表している。

「大丈夫か??」

俺の声に答えるものはない。

うめき声をあげる肉塊と化した高田はうつ伏せになったまま、動けない。
受け身を知らない俺たちは投げ技一つでも戦闘不能に陥ってしまう。
俺はその瞬間、彼女らの異常性にハッと気づいた。
俺を除いてそこにいた全員が誰も高田の心配をしていないのだ。
彼女らはみんなその円の中心で体験入門生がうめき声をあげうずくまって動けない状態なのにも関わらず心配せず、それどころかニヤニヤと美しい顔に薄ら恐ろしい可憐な微笑みを湛えている。

そして神原優香は心配そうに介抱するどころか
攻撃の手を緩めない。
うずくまる高田の背中に馬乗りになり体を密着させると
右腕を脇からすくい上げて無理矢理に持ち上げていく。

嘘だろ・・・。

俺はなんだかすごく怖くなった。
常識の違う空間に紛れ込んだような孤独感と、
目の前で友人がヤラレていくのを見ることしかできない
虚無感、無力感。失望。

彼女はダンっと左脚を回し高田の顔のすぐ横に着地して、
まるで土から大根を引っこ抜くように、高田の腕をその胸に抱くようにして体を仰向けにひっくり返していった。

仰向けにひっくり返された高田の顔は神原優香の左の太ももにみっちりと押しつぶされてその顔の形を変えられていた。
顔に密着する彼女のむっちりとした太ももの質感だけを見ると、正直高田が少しだけ羨ましくもあったがそのひっくり返された二人の体の形を俺はどこかで見たことがあった。

大晦日の格闘技中継でよく目にする光景だ。

高田のあだ名でもあり、関節技の代名詞。
「腕ひしぎ逆十字固め」だった。

彼女の股間から引き伸ばされた高田の右腕に、
白いビキニパンツの中の恥骨が突き立てられるのを俺は見た。

テレビでやっているみたいに大げさに腰をあげるのではなく、
そこに密着した高田の腕を極めるにたる必要最低限の動きで
胸の谷間に高田の手首を両手で大事そうに押し沈めた彼女は
白のビキニパンツから少しはみ出たお尻をキュウウッ・・と締め付け
腰の位置を押し上げると、それだけで充分伸びきった高田の肘に
その少しもっこりと出張った恥骨をコリっと押し当て
締める・・。

神原優香の太ももに顔を押しつぶされていながらも
高田の表情に恐怖が入り混じっているのを俺は見逃さなかった。

ひっ・・・・

という小さい恐怖による悲鳴のあと、
「アギャアアッッッ・・・・!!!!??????」

という激痛を起点にした絶叫を聞いた。

高田は顔を押さえつける彼女の太ももを左手でペチペチとタップした。
彼女はあっけなく、その右腕を胸の谷間から解放し、股間から肘を解放し、
太ももから顔を解放してやった。

高田は右ひじを抱え、またしてもうずくまった。
そりゃそうだろう。初心者相手にあまりにも攻撃が本格的すぎる。

これでひと段落。

と思った俺は自分の認識の甘さを認めざるを得なかった。



以上はpixivに奉納した作品の一部です。
続きはこちらから。「昏迷。


どうぞよろしくお願い申し上げます。


今日の絞められたい体は彼女。
昏迷におけるメインモデルは彼女です。
美しい顔と体に比較すると太い太ももが素晴らしいですね。

「ねえ、君も挟まれてみる?最近、ちょっと手加減が難しくって。大丈夫だよ、落ちて泡を吹いたらちゃんと離してあげるから。ね?」

と言われながら拒否するのも無視されて首に脚が絡まってくる。

そんな映像が目に浮かびます。

おうっふ。


では、またそのうち。

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