もう二月じゃないの!
どうも諭吉でございます。
あっという間に過ぎ去った2020年の1月でございます。
もう明後日には2月ですね。
いやあ早い。
私は最近始めた趣味に没頭しつつ時折きらめくM格闘系のか細くもささやかなひらめきを文章にしたためつつ寒い冬を謳歌しておりました。
そんなわけで、今月描いた作品たちをのんびり紹介しておこうと思います。
まずは「少女の夢」シリーズ。
これは先月からの引き続きで、あんまり詰めて書きすぎないことで新鮮味を継続しております。結構人気作で楽しみにしてくださる方もいらっしゃるようでして、気長にお付き合いいただければなと思っております。
個人的には「ハングマンズノット」に出てくる蜘蛛女の
『冪たちは言葉をなくしたまま、目の前で脱衣する20歳くらいの若い女の裸体を目の当たりにした。下着姿になった女はその冷えた夜の廃倉庫で、ブラに手をかけて、当たり前のようにそれを取り外した。つんと上を向いたピンク色の乳首を冠した形の綺麗な乳房がたゆんと揺れる。そしてパンティも、その伸縮性を足の指に引っ掛けながら、脱ぎ捨てた。あまりにも見事なプロポーションだった。程よくついた筋肉がそのスタイルを綺麗に補強する。女性の柔らかさを十分に感じられる肉体美だった。
メガネを外して、暗闇に投げ捨て、そして後ろでくくりつけた髪の毛をバサっと解放した。
ほとんど一瞬で、あれだけ堅く固められていた潔癖みたいなパンツルックの服装は一糸纏わぬ姿になった。真っ白な透き通るような素肌があまりにも神々しい、そして背中に垂れた軽やかで、さらりと綺麗な光沢を放つ黒髪が妖艶で、少し乱れた様子がさっきまでの雰囲気との大きなギャップを生む。
そしてあまりのことに言葉をなくした特殊部隊の目の前で、女は両腕を広げて見せた。
腋の下が窪んで影を作る。
揺れる胸が柔らかくその重さを表現する。
シュルッ・・・・。
その刹那、特殊部隊の目の前で、女の裸体に白い布がほんの少しだけ、柔らかく巻きついた。それは胸と股間を少し隠すだけの布で、少し角度を変えれば局部も乳首も見えてしまうような緩やかなものだ。
「これは蜘蛛の糸で紡いだ衣。絶対に千切れないし、燃えないし。柔らかいし、最高だよ。さ、誰から私の餌食になりたいの?」
蜘蛛女は挑発的な眼差しでこちらを睥睨する。』
という一説に表されるサディズムとか、彼女の肉体の感触などを描写した文章などとてもお気に入りです。是非ご一読を。
もしよろしければ去年の6月くらいに描いた「少女の夢シリーズ」も併せてよろしくお願いいたします。
そして、「首狩姫戦記。」というシリーズは案外書かないプロレスもの。
出てくるキャラクターは個人的に関西弁の小馬鹿にした台詞がツボの、
「好奇心の代償」シリーズに出て来た「ゆり」と「なな」のその後です。
もちろん乃木坂さんの西野さんと松村さんがモデルです。
彼女らは特にそういうことをしそうにないんですけど、女性が仕掛けてくる関節技や絞め技の残酷性というのは、ああいう可憐な女性の仕業によって苛烈になる節があると思ってます。
絞め技のゆり、関節技のなな。彼女らは、とても強いですよ。是非ご一読を。次の話では、ゆりが首4の字固めで主人公を締め上げまくります。おおこわ。
そして、「女王の教室。」これは「蹂躪の舞台で。」というシリーズのその後です。蹂躪の舞台で。の主人公たる女の子が、学園に戻ってそこの学長に収まるところから話が始まります。まだ一話しか描いてませんが、とてもいい学園M格闘ストーリーが生まれるはずですね。きっとね。
ほいで、単発ものは「しのび」。これは学校で、陰謀論が好きな男子がその興味をひけらかしているとクラスメイトの可憐な女子が忍者の末裔で、呼び出されて、ぎゃあ助けて的な話です。少々ファンタジックですけど、クノイチっていうのをメインに物語を描いてみたいなと思って描いた次第です。絞め殺されたい。ああ我が願望いとおかし。
もう一つ、「先端医療と骨の音。」というのは、不慮の事故で骨折した青年に降りかかる不幸のお話。医療というのは、人の命を助ける反面、もう少しその行為に疑いを持ってもいいんじゃないか、という個人的な思いも少し反映しつつ、ノリノリで描いていました。
人の腕を折ることや、首を絞めることが医療行為だと決められれば、彼女らは疑うことなくそれを遂行するでしょう。その恐ろしさを感じていただければ。と思います。
少し安いやつを一つくらい明日には書けたらいいなと思うんですけど。
なんか降りてこい!M格闘の神様!!
頼む!!
じゃあ、乞うご期待!!
今月も皆様とM格闘の深淵を覗き込めたことに心から感謝いたします。
諭吉でした。