ネガポジ
どうも諭吉でございます。
もう本業の音楽が死んでからズーーーっと家におります。
時折買い物で外に出ますが、やっぱり開放的な気分にはならないもので人混みを避けるようになりますね。
既に家にはテレビがないもので、おそらく普通の人よりはネガティブなものに直接触れることは少ないはずだと思いますし、個人的にはいつもよりポジティブに居てたいと願う方なので気をポジティブに向けるんですが、ここまでどこを見ても病気と亡くなられた方の話ばっかりになるといい加減気分も滅入ってくるというものです。
ポジティブな物を探そうとすると結局この時世においては一般世間と断絶するほかないんですかね。
話は変わりますが、去年末から趣味として手芸を始めたんですよ。
と言うのも格闘系マゾヒストである私はプロレスが好きで、昔からプロレスのマスクを集めるのが趣味でしてね。最近はなんかご自分で作られる方も多いってことで私も作ってみようと思いまして。
なかなか難しいんですけど、それでも新しい趣味というのは楽しい物で初めてミシンを買った日から一ヶ月後には職業用ミシンを買いまして、あっという間に部屋の中は大量の布地と革にまみれてしまいました。
そんなわけで最近はマスク不足ということで友人各位にプロレスマスク製法の飛沫防止用マスクを手作りして進呈するという作業を行っておりました。
諭吉製マスクはなかなかゴツくっていいですよ。友人各位からはご評判いただいて、こんな私でも人様のお役に立てて嬉しいなあとほっこりしておりました。
案外ポジティブってのは外の景色を眺めるよりも、自分の手元でポッと花開く物なのかもしれません。
諭吉として小説を書いている時も、一人でも読んでくださる人がいれば、という気持ちですから同じことです。誰かにとって価値のある物を生み出せているのならば、それは代え難い幸せというやつです。
皆様も、時節柄大変なことも多いと思いますが
大いに気をつけつつできる限り前を向いて、生き延びてやりましょう。
もしもこれを読んでくださっている人のなかで、この世界の最前線で働かれている方がいらっしゃったら最大限の感謝と敬意を表します。
※勝手な話で恐縮なのですが、本業の方が影響をモロに受けて消え去ってしまい現在結構財政が逼迫しております。もし「諭吉頑張んなさいよ。」と言っていただける方いらっしゃいましたら「諭吉のFANBOX!」よりご支援いただけますと大変に助かります。
物乞いのようで心苦しいのですが、何卒一つよろしくお願い申し上げます。
諭吉。