大晦日。

2018年12月31日

どうもみなさま。大晦日の諭吉でございます。
関西に帰ってまいりまして、大変寒くも故郷は落ち着くなあと思っておるところでございます。
今年は激動の一年でございました。
いろんなことがいい方へところがる一年。来年もまたゆっくり自分なりにいろんなことを思うまま、転がして楽しい一年にできたらな、とぼんやり思っています。
皆様にとりましても来年がますますの発展と幸多かりし一年にならんことを祈念しております。


さて、さてさて、今年も最後にかかる更新を作品集にアップいたしました。
かれこれ百を超える数のM格闘小説を書いてきました。まだまだ書きたいことがたくさんあります。

年末のトピックとしては「Träumerei」シリーズの敢行でしょうか。
百話突破記念と題して500円で楽しんでいただけるシリーズを一つ作ろうと思い立ったのです。
タイトルは「トロイメライ」といいまして日本語で言えば「夢見心地」ということにでもなるのでしょう。夢にもいろんなものがありますが、ここではとびっきりの悪夢を見ていただきます。
まだ文章にはしていませんがもうたくさんの描きたい情景があります。
ぜひ楽しみにしていてください。一話一話は短くなりますが、濃いものをお届けできるように頑張ります。


レギュラーラインからは「悪癖のサラブレッド」というのが新しいシリーズに入ります。これはSMクラブに入り浸る「自称格闘M」の男が突如目の前に現れた「真性格闘S」の女子大生とその仲間たちに無茶苦茶にされていく話です。これまで自分が究極だと思っていた苦しみや屈辱がただのおままごとだったと知った男の心のズタボロさをぜひ覗き見てやってください。「いじめられたい」が「恐怖」に変わり、その後は・・・?悪癖のサラブレッドは世の中の格闘M達に新しい世界を提示いたします。


大人気になったシリーズ、「戦場の悪魔」ではこれまで地味に出てきてはいましたが主役にならなかったナナミにスポットを当ててズバズバと書いてみました。


ナナミの微笑1では彼女の独白という形をとり、高校生の頃ゲームセンターで破壊した中学生への回想、同じ頃、玲子と共に拷問にかけた刑事への回想、そして現代に戻るまでの描写を書いています。私も自称格闘Mなのですが、このブログを書くにあたってもう一度読み返してみるとその描写の残酷さに自分は本当はSなんじゃないかと思うほどです。特に刑事の一家を襲撃した際に行われた刑事の目の前で若い奥さんを絞殺(前三角絞め)し、それを見て怯えきっている幼子を窒息死させる描写なんてほぼ異常です。ショタリョナ系に入れても全然おかしくない感じですね。そろそろショタリョナも書かないと、とか思います。

ナナミの微笑2では私の大好きなアスパラ君が出てきます。
マネージャーはつらいよシリーズの主役です。今回はタグにマネージャーはつらいよ外伝とつけました。戦場の悪魔シリーズには珍しく人の死なない話です。
ナナミも少し前までコトリやアカリと同じアイドルグループに所属していて、今は卒業してスネークに専念しているのですが、アイドルグループを執拗に付け回すカメラ小僧への対策としてグループの活動にひょっこりついていった際に控え室でナナミと二人きりになってしまったアスパラ君が見た地獄のお話です。このシリーズは1、2、3となってますがそれぞれ描写や話が独立していますので必ずしも3がクライマックスというわけではないんですね。各話にクライマックスを用意しています。是非お楽しみください。

ナナミの微笑3ではそのカメラ小僧を追い詰めて、捕らえ、桜井玲子と共にいじめ倒すという描写の話です。政治的拠点の地下にあるスネークの巣を少しだけ描き出した作品です。
ここではもうナナミっていうか玲子の残虐さが前に出てしまってますがその辺がナナミさんらしさかなと思いますね。書いていて楽しい作品であることは間違いなく、これからも是非続けていきたいシリーズです。


今年の5月末からチラチラと書いてきた小説群も皆様のご支援のおかげで今年を終えることができました。心から感謝いたします。諭吉のライフワークとしてこれからもあくまでマイペースに、のんびりと気の向くままに書いてまいります。
皆様のM格闘ライフが少しでも充実したものになることを心から願っております。

では皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

また来年お目にかかりましょう。

本当にありがとうございました。
そして来年も引き続きのご愛顧をよろしくお願い申しあげます。


大晦日 諭吉。


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