文章的エロティック。

2019年10月17日

どうも、諭吉です。
こうして寝技とか、絞め技を主体的に文章を書いていると
いつの間にかその行為よりもそれ自体がエロティックな意味を
少なくとも自分の中で持ってくるようになります。
例えば、スリーパーホールド。
後ろから相手の首に腕を巻いて絞めるやつですね。
あれも抱擁的でありながら、相手には愛情よりも
ダメージが与えられ、心が穏やかにもしくは情熱に
掻き立てられるはずが
あっという間にその抱擁の中で意識を失います。

それは首を絞める、という行為よりも
エロティックな意味を持った一例だと言えるでしょう。

三角絞めも、
本来であれば、女の子の脚に挟まれて
その太ももの柔らかさや生々しさを味わい、
どこかすけべな気持ちになっておかしくないのですが
凄まじく苦しみ、もがき、喘ぎながら
その苦痛の中に落ちていく。
女の子は自分の太ももの中でもがき苦しむ男を
見下ろしながら、だんだん鈍くなっていく動きに
サディスティックな笑みを漏らし、
ついに表情を弛緩させて自分の股の中に落ちていった
男のだらしのない顔を眺めて悦に入る。

これなんてもうほとんどエロです。
首を絞めるという行為はエロの隠れ蓑だと言えるでしょう。

まあ文章を書くっていうのは
頭の中で経験するということです。
そしてそれを読むということは、やはり頭の中で経験するということです。
映像作品、漫画なども素晴らしいのですが、
文章でこそ表すことのできる淫靡な倒錯の世界があることを
今一度皆さんにも味わっていただけたら、と思います。

新作『GAME。』でモデルにさせてもらった女の子です。
女性的な肉体の曲線と、最大のポイントとしては
「そんなことしそうにない」という可憐な見た目です。
この子が自分の弟を気絶するまで無茶苦茶にいじめ、絞め落とし、腕を・・・
誰でも人には見せることのできない影の部分があります。
彼女の、その影の部分がそういう異様な偏執である可能性は
常に存在しているわけです。

ぜひご一読ください。

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