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2018年09月15日
さて関東地方は雨の土曜日でございます。こんな日はM格闘小説を読んで過ごしましょう。
本日noteにて公開中の新しい4本を作品集に追加しました。
今日は個人的に大変気に入っている「戦場の悪魔」シリーズについて少しお話したいと思います。ここで出てくるのはスネークという暗殺格闘集団なのですが、有事に暗躍する異様に強い若い女の軍団というM格ファンタジーの王道をやりたくなったので書き始めましたが、
若い女性の母性と切り離された部分の残虐性というのは時に身を凍らせるほどです。
殲滅編では腕に覚えのある軍の部隊が一夜にして壊滅させられます。
ロシアで起きた不可思議な未解決事件、「ディアトロフ事件」を参考に書きました。
あの峠で起きた実に不思議なこの事件は宇宙人の仕業だとか、雪男だとか、雪崩だとか諸説あります。都市伝説好きな私とすれば興味を惹かれる題材ではありますが実際に自分が体験する身となればこれほど怖いことはないわけです。この恐怖を、M格闘の中に取り入れたいと思いました。
人の気配も動物の気配もない静かな森の中。1人で見張りをしているあなた。そしてあなたを狙う人を殺すために鍛えられた脚。あなたが振り向いたが最後大きく広げられた脚の中にあなたの首は閉じ込められて、悶え苦しんだ末に意識を失い、息をしなくなってやっと絡みついた脚から解放される。木の葉の折り重なる森の土の上に放り出されたあなたの顔に張り付いているのは恐怖か、苦悶か。
このシリーズはまだ続いています。
また折を見て紹介させてください。
みなさんのM格闘ライフが充実したものになりますように。心を込めて。
諭吉でした。