試みと雑感。
諭吉でございます。
さて、なんか春を一つすっぽかしてしまったような虚無感と、実り多きこの季節を不意にしてしまったような罪悪感で梅雨の湿気を早くも感じ取って身動きとりたくない諭吉でございます。
最近のチャレンジとしましては自ら3Dイラストを作ろうということで頑張っております。実に便利がよくって初心者たる私でも時間さえかけられればなんとか形にすることができるわけです。
こちらは「とあるテロ組織の地下施設で秘密裏に開発されているAI搭載人型生物兵器による人体破壊シミュレーションの一幕」における三角絞めの構図です。彼女は肉体を構成する要素の中に相手にどの程度のダメージが与えられているかを感知するセンサーがあるので、そのターゲットが死なないギリギリを常に狙い澄まして絞めてきます。打撃や武器を使う攻撃ではなく、その陰湿な絞め技で死よりも恐ろしい苦痛を相手に味わわせて殺す、というのが矜持ですね。
彼女は今前三角絞めの中でも最も相手に苦痛を味わわせることのできる、「拷問前三角絞め」をかけています。膝と膝を合わせるように挟み絞めるのではなく、グッと腰を前に突き出し、膝を開くようにして股間から内腿に伸びる恥骨筋、薄筋と言われるあの魅力的な筋を喉に押し付けて締め上げています。
落ちることもできず、ただ延々と終わることのない苦しみをその瑞々しい肌に飲み込まれながら味わい続けるのです。こんな生物兵器のターゲットになってしまったら終わりですよね。恐ろしいことだと思います。
宣伝ですが笑、諭吉のFANBOXにはこんな3Dイラストがチマチマ乗っけてありますので興味ある人はぜひ覗いてやってください。
同じ3Dでもアニメっぽい見た目のものよりこういう不気味な女型のものにやられるってのは案外好きなんですよね。少し前で言えばサイレントヒルのバブルヘッドナースなんてのもあったし、DOAではALPHA152とかっていう霞のスケルトンみたいなキャラが裸身のフォルムで出てて、それもすごくエロいなあと思ってみてました。
案外はっきりと出自がわかるものよりその瞬間僕を絞め殺すために現れた存在っていうものに惹かれるのかもしれません。学校の怪談シリーズとか書くのもおそらくそういうのがあるからでしょうな。うむ。
絞められるなら彼女や嫁さんってよりかは、酒場で出会った名前も知らない綺麗な人の方がいいですしね。情とか、人間としての性質みたいなものを理解し合わないうちにそういう沙汰に果てる、というのはロマンのうちかなと思います。
さて、つい先日本当に悲しいニュースを見てしまいました。
私ごとですけどもう家にネガティブ発生装置たるテレビは置いていないので基本的にニュースはネットなんですが、やっぱり木村花さんのニュースは少なからずショックを受けてしまいました。
まだ22歳でした。若いし、これからだし、今からだし。
最近暇で家でゴロゴロしてる奥さんが僕の目を盗んでテラスハウスを見てて、そこで「ああ、こんな子も出るんだねえ。」なんて言ってたんですがまさかこんなことになってるなんて思いもしませんでしたね。
で、雑感としてはやっぱり表舞台に出る人、有名な人ってのは我々一般市民があたかも芸能人のように振る舞って許されるSNSってところに降りてきてはいけないんじゃないかと思います。
要するにFACEBOOKもTwitterもインスタも結局普段普通のなんてことのない生活をしている人が一瞬有名人みたいな気分で発信できる、というところに良さがあるのであってテレビに出てるCD出してる、元々華やかな世界で注目を浴びて生きている人が降りてきていい場所ではないのかなって思います。
そりゃあ芸能人の参入があるとその瞬間にフォロワー数や発信力で強烈に一般市民とは格差ができますし、はっきり言ってそれにあやかろうとしたり噛み付いたり意地悪を言って遠い世界のほとんど神様たる芸能人に認知してもらおうとする輩がのさばるのはとても簡単に理解できます。
今回のことでも木村花さんの言動に問題があった、としてバッシングが始まったらしいですけど本来であればそのバッシング、投げた石が当たる場所にいちゃいけないんですよね。彼女が。
それはもう守ってあげないと。ありとあらゆる手段を講じて。
一般市民、特に顔も見えない有象無象の中にいさせてはいけない。
それが例えば彼女がプロレスラーとしてではなく、タレントとしてではなく一般人としてそこに存在するのは問題ないでしょう。でも今はそれができてない。タレントっていう職業ってだけであのSNSの中ですら聖人性と弱者性と強者性が同時に求められる。極めて過酷ですよね。
彼女が最後に選択したルートってのが正しいかどうかはわからない。
個人的にははてながある。でも彼女がその道を選んでしまったってことはそれだけのことがあったってことでしょ。
じゃあ無理があるんじゃないの。と思うんですよ。
有象無象が無責任に投げてきた石が当たらない場所でちゃんと安心してお仕事できるようにしてあげてくださいな。
安易に自分のとこのタレントをあんな場所に落とし込まないようにしてくださいませ。宣伝になるかもしれないけど失うものがでかいように思いますね。
タレントとか俳優女優アイドルってのは一般市民とは違うはずです。手の届かない場所にいるものですから。丁重に扱って差し上げてください。
というのが諭吉的雑感でした。
これを機に有名人だけが存在できるSNSが発達すればいいなと思いましたね。一般人は閲覧とアクションだけ起こせて、直接コンタクトは不可。そのくらいしないと安心してお仕事できないっすよ。
あと、バッシングが理由であんなことになってしまって当然今度は一般市民が一般市民を吊し上げる構図ができてきました。
いじめを弾劾する側もいじめっ子ということになるんでしょうか。
言い続けると攻撃される側ばかりが正義である証左ってことなんですかねえ。
あんまり好きな世界観じゃないから、この話はここまで。
長くなりましたが、読み飛ばしてくださいませ。(終わってから言う性格の悪さ笑)
諭吉でございました。