諭吉的好きな技ランキング2。
さて、昨日に引き続き更新です。
個人的には冬生まれということもあって、もう少し寒くなってくれた頃が最もテンションが上がる季節かもしれません。
好きな技、ということですが一位は三角絞め。二位は腕ひしぎ逆十字固め。ということでした。
早速行きますと、第三位はズバリ
「チョークスリーパー」
となります。
思い出としては高校生の頃クラスの女子(スカート短い系)がスリーパーにハマったらしく、
その餌食となったのが私でした。柔道部であるということもあって多少頑丈に見えたのでしょうか。
かなり執拗に長期間にわたって、絞められました。
もちろん遊び的に、ですけどめちゃくちゃ耳元で
「なあ、苦しい?・・・落ちそう・・・?」(関西弁)
と普段聴くことのないささやき声の吐息が耳にかかる経験が
ある種私のトラウマになってしまいました。
あわよくば三角絞めまで教え込もうとしましたがうまく行きませんでした。
代わりに寝っ転がって体を脚で絞められる胴締めスリーパー、そしてそのまま肩までよじ登ってくる肩車式スリーパー(首が抜けるかと思いました。)まではやってくれました。
言葉でこうして、と説明するのではなく彼女自身が探究心を持って、
いかにして僕を苦しめるか、ということに興味を持ってくれたのが素晴らしかったと思います。
またスピンオフ的に、彼女が僕を絞めるのを好きになっているのを見て
他の女子も三人くらい僕の首を絞めるという事に興味を持ったらしく廊下でぼんやりしているところを襲い掛かられて集団スリーパーの餌食になるということもよくありました。
中でも一番強烈だったのはなぜか一番腕が細い女の子、モデル体型の綺麗な子でしたが、
彼女のスリーパーでは一瞬で、身体中の力が抜けて動けなくなりました。
それまでに体験したあらゆる落ち方の中で最も恐ろしく、最も苦しみのない落ち方でした。
必死にベンチから滑り落ちたのを誤魔化そうと思いましたが、彼女らは一瞬僕の顔が弛緩して彼女の腕の中でぐったり落ちてしまったのを見たはずです。
その日から、なぜかそのモデル体型の綺麗な真由子という女の子と僕の間に奇妙な関係性が生まれたのを覚えています。しばらく後に彼女と2人で話す機会があり、その時に
「あの時離してあげへんかったら、ゆきっちゃん、死んでたかなあ。私の、腕の中で。」
と言われたのがショックでした。ゾッコンになりましたけど、まだウブだった僕は、
「どうだろうね。」なんてカッコつけてお茶を濁してしまいました。残念です。
そんなわけで、第三位はスリーパーホールド。
そして最後、第四位ですが、これは色々あるんですがやはり
「首4の字固め」って事になるんでしょうか。
成人してから某クラブなんとかってとこに一回だけ行ったことがあるんですが、その時に当たった嬢さんの首4の字固めがエグいエグい。
はっきり言って一回でもうお腹いっぱい、2回目以降は恐怖しかありません。
首4の字固めのあのビジュアルから想像する気持ちの良さとはかけ離れた、
首を脚で縛り上げられるようなあの非道な絞め技には苦手意識すらあります。
必死にタップしていた自分の手が彼女の膝から離れてベッドの上にポトっと落ちたのを見たと思ったらすごく奇妙な夢を見せられて、気がつけば落ちていた。という感じでした。
腰を浮かされ、捻られ、自分の首が変な方向へ折り曲げられ、ふくらはぎや太ももが、
首をちぎり落とすような強烈さで締め上げてくるのです。
耐えて耐えられるようなものではなかったです。柔道をやっていて、ある程度強い学校でレギュラーでしたけど、それでも耐えられません。
彼女は首4の字固めが好きらしく、結局4回ほどそれで絞め落とされました。
彼女が僕の後ろに回って脚を巻きつけてくるたびに、憂鬱な気分になりました。
「また絞め落とされる・・・。」という憂鬱です。
女の子に絞め落とされることに夢を見て飛び込んだ場所でしたが、
その首4の字固めのおかげで僕はかなり怖気付いてしまいましたね。
今となればいい思い出です。また行きたいな。
さて、なんとなく好きな技などを発表してまいりましたが、皆様の好きな技などありましたでしょうか。ぜひお聞かせくださいませ。