過去作品振り返りレビューなんて。
みなさんこんにちは。諭吉です。
ざっくり振り返るともう作品数は220となっておりました。
M格闘もの、絞め技、関節技という題材でよくもまあこんなに書いたものだなあと
我ながら感心しますし、素晴らしい読者の皆様に支えられたことを心より嬉しく思います。
でまあ、こんなにあるとどこから手をつけていいかわからないんじゃないかなあという個人的懸念から、自分の作品に対するレビューを加えていこうかなと思います。
後、入り口としてお勧めできる作品もいくつかあげていけたらなあと思います。
まず、諭吉作品にはいくつかの傾向があって、
実に単純なんですが、「王道M格闘モノ」、「逆リョナ的殺人モノ」、「ショタリョナもの」。
ざーーーっくり分けるとこの三つくらいをぐるぐる回してるんですが笑
それらをすごく端的にダイジェスト版でお送りしたのが、先月?先々月?にリリースした、
200円シリーズの3話です。それを元にいくつかご紹介したいなと思ったりしています。
王道M格闘モノ
「異変」200円
これは王道M格闘モノというカテゴリーのつもりで書きました。
どこにでもある共学高校の惹かれ合う男女2人の間にあるアンニュイな雰囲気を、
護身術教室という取り組みが破壊した。
「護身術を習っているうちに、男って女の子よりも劣った生き物なんだって分かったんだよね。それで、この脚も、歩いたり走ったりするためのものじゃなくて、男の首を絞めて、ちゃんと生き物としての差ってのを教えてあげるためにあるんだって。健太もそう思うでしょ?」
護身術教室で洗脳されてしまった莉子のもう止まらない歪んだ愛情を受ける健太の運命やいかに!?
みたいな。
割とスタンダードなM格闘モノです。
これが良いという方にお勧めできるのは、かなり多いんですが
「それ行け!天然少女!」2 3 4
これはまだ未完なんですが、とても好きな作品のうちの一つです。
人の首を絞める、という行為に対してサディスティックな感性ではなく
探究心で取り組んでくるサエコ、とその少し捉えどころのない天然系美少女サエコに惚れた「僕」こと山野匠のお話。そのうち続きを書きます。
「蹂躙の舞台で。」2 3 4 5 6 スピンオフ「図書館の罠」へ続く。
これもかなり王道学園モノです。
不良に統治された学園で、彼らが校内格闘技大会を開催することを宣言します。
不良軍団が人前で公然と一般生徒を殴る口実として上がった企画に、1人の女子生徒が参加を申し入れます。川島玲央名は自由な校風を守るために不良たちと戦うことを決意するわけですが、彼女がとんでもないジャンヌダルクだとはまだ、誰も知らない。
川島玲央名の圧倒的カリスマと、彼女がこれを機に学園を「絞め技」「暴力」によって革命していく様子を書いてみましたぜひご一読を。
これは平凡なオヤジがSMクラブに通っていると、それを見つけた真性サディスティック美少女に本当の苦しみと痛みを味わわせられるという、実にリアリティのあるお話です。
王道M格闘モノの中にもこの話とか「アルバイト」2 「リクルート」2 3 のような生活圏内にあり得るリアリティを重視したものがあるのでそちらもお勧めしておきます。
他にも色々あるんですが王道M格闘ものっていうカテゴリではこういう感じがお勧め作品と言えるでしょう。
ファンタジーもの
「無題の街。」200円
これはファンタジー逆リョナモノ。
美しい人間の女の形をしている人間とは違う生き物が人間を蹂躙するお話です。
スピーシーズみたいな、ああいう圧倒的強者たる女に殺されるのが好きな人向けかなと思います。結構グロテスクな描写もあったりして。
この系統が好きな方には「戦場の悪魔シリーズ」をお勧めします。
ここでは某乃◯坂的アイドルな人たちがわんさかと出てきます。
そのほとんどが脚による絞め殺しや虐殺、首折り、拷問など
柔道や格闘などの競技的なM格闘モノでは物足りない、という方にお勧めしています。
父親の目の前で子供を彼女たちが脚で絞め殺したり、子が見ている前で母親を絞め殺したり、
結構グロテスクな描写もためらわず書いています。ぜひどうぞ。
「まだ意識あるでしょ?ふふふ。」
「・・・・・・・。。。。。。」
「首潰したから喋るのは無理かな?あはは。すぐ息もできなくなるよ。」
「・・・・・・・。。。。。。」
「息ができなくなって、目が見えなくなって、何も聞こえなくなって、死ぬの。今君の体には死が満ちていってるんだよ?私の太ももで首をぐちゃぐちゃに潰されて。」
男はこの上ない恐怖に脳が膨れていくのを感じた。
「これだったらじっくり絞め殺された方がマシだったかな?きっと生きてるのが嫌になるほどの苦しみを味わう頃には一思いに首折られた方が良かったなんていってると思うよ。あはは。」
男は頭の中がぼうっと暖かいぬるま湯に浸されるような危ない安堵感に満ちていくのがわかった。
「ふふ、お迎えきたかな?じゃあ。バイバイ。」
そういうと七瀬は男の虚ろな目が光を失うのを見計らって手を振った。
『戦場の悪魔〜君の名は絶望〜』より
ショタリョナもの
「うしろのしょうめんだれだ。」
これは子供が絞め殺されるかわいそうなお話です。
M格闘とはまた少し違うのかもしれませんけど、個人的にはすごく複雑な、
かわいそうな気分になりながらもっと残酷に、と書いてしまう不思議なジャンルですね。
少しいじめられて、とかより無力な子供が怯え、苦しみ、泣き叫びながら殺されていくという非常に非人道的な作品が多いので苦手だと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
まあ、全部そうかw
こういうのが好きな人には、
「はじめてのさつじん。」「はじめてのさつじん。2」なんて良いかもしれませんね。
便宜上「2」なんていうタイトルが付いてますが二つの話は完全に分離している別のお話ですので別に2だけでもちゃんと読めます。
綺麗なお姉さんや女子高生があぐら絞めや首4の字固めで子供を絞め殺す様子が読めるのはここだけでしょうね。本当に。今自分でも読み返してみましたけども、よくもまあこんなことを書けるもんだな!と感心しました。ぜひご一読ください。
すごく前の作品ですが「蛇女捕獲大作戦。」や「新説・トイレの花子さん。」なんかも根強く人気があります。
「ねえ令斗くん、カバン下ろしなよ。」歩果が急にそう言うと、
令斗は少し戸惑いながら「う、うん。。」と返事をしてその綺麗な和室の隅にカバンを置いた。歩果も自分のカバンをその横に放り出し、「綺麗な部屋だね。」と少し低いトーンで言った。もう我慢の限界だった。
「そうだね。」という令斗の声を聞くか聞かないかのうちに歩果は自分に背を向けている可愛い小さな男の子の首に腕を巻きつけて、ギュウウっと引き締め、自分も背筋を伸ばした。
「アグっ・・・アグっ。。。。。アグゥッ・・・・・・!!!!????」
宙に浮いた令斗の足がばたつき、歩果の太ももや膝のあたりを蹴る。
でも歩果は首に絡めた腕を緩めない。少し反らせた胸に令斗の体を乗せるように、して、絞首刑に仕留めた。
ジタバタと暴れる令斗の体の動きが、ガクンと止んだ。
代わりに微細に揺らめく痙攣が歩果に伝わった。
『堕としちゃった。。。』
『はじめてのさつじん2。』より。
そんなことで、諭吉の作品集の中からわかりやすくカテゴリ分けして紹介してみました。
何かの参考になれば幸いです。
まだまだ書き表わしたいものがたくさんあります。
読者各位におかれましては日頃から多大なご支援いただきまして心より感謝いたします。
諭吉ワールド、と呼べるほど大層なものではありませんが、
今後ともぜひ宜しくお付き合いくださいますれば、必ずやM格闘逆リョナフィールドでの
これまでになかったコンテンツの創造をお目にかけられるかな、と思いますので、
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
諭吉。