11月!!!
さて、いよいよ年末も差し迫りつつある11月でございます。
今日はついぞ膨大になりつつある我が作品集の中からおススメ作品をいくつか紹介したいと思います。
実は諭吉先日、何年かぶりにガチンコで病院にお世話になることがありまして。
もともと寒暖差に弱いところがあったのですが今年は特にひどく喉に膿が溜まりまして、切開せざるを得なくなりました。大変痛いです。が、脳内でこれはスネークの戦闘員に拷問にかけられた後遺症だと変換することでその痛みを愛しく思うことが出来ました。危ないですはっきりいって笑
この六月か五月からはじめた諭吉の本格的な活動も、その作品の数たるや100に近くなろうとしています。
この狭い裾野の中ですら細々趣味の分かれる分野です。自分の趣味と合うやつを見つける楽しみもあるでしょうが一応のガイドは必要だと思ったので今日は趣味別おススメランキングみたいなのを作ろうと思います。何かの参考になれば。
では、レッツらゴー。
正統派M格闘モノ
ここでは『人が死なない』『怪我しない』『ファンタジー過ぎない』ものを正統派M格闘モノとして紹介します。
1 それは嫌だ!!
この作品は、とある格闘技道場にて公彦と美月という男女間のスパーリングの話を書いております。「絞め落とされる」ということに異様な恐怖を感じている公彦と、その公彦の首を締め付けることに悦びを見出している美月のせめぎ合い、そして美月が嫌がる公彦を無理やり絞め落とす様子が克明に描かれています。
術理と言葉責めのバランスもよく、実は案外気に入ってたりする作品です。
2 女心と秋の空。
これは友人の姉(美人)がいじめてくるという単純明快なお話。
諭吉の体験談を脚色したものでもあります。弟の友達という親近感が増幅させる諧謔趣味の暴発を書きました。
あまり深刻にならず読めるものとして、いいのではないでしょうか。
ちなみに私の体験は中学の頃、同級生の家に遊びに行くと高校生になる彼の姉貴がいて、
すごくかわいい顔をしているのに、急に後ろからスリーパーで首を絞められて
引きずり倒され、制服姿のまま太ももむき出しで体を挟まれ、
中学生の首には耐えられない凄い力で絞められて無理やり落とされた、というものです。
その頃にはもう開眼していたので、とても素敵な思い出です。
3 マネージャーはつらいよシリーズ。
これは私のM格闘逆リョナ好きの面とアイドル好きの面が一度に出てしまったものですね。
アイドルの裏側という、今やドキュメンタリーなどで見る機会も多い葛藤や苦悩など、そういうもののさらに裏側にはけ口として存在するマネージャーがいてもいいんじゃないの?という着想から生まれたシリーズです。
「戦場の悪魔」シリーズ、または「あの子の秘密の扉」にも登場するキャラクターが暴れています。色んな技を描いているので、三角絞めの描写以外も見たいという方にお勧めできます。
ファンタジーもの
ここでは現実的ではないもの、人が死ぬもの、おばけとか。そういうものを紹介していきます。
アンチリアリズムを愛する人に。
1 戦場の悪魔シリーズ
戦場の悪魔シリーズはもしかするとこの諭吉作品集の中でもっとも僕の好きな要素が色濃く出ているものかもしれません。お蔭様でスピンオフも含めてこれにまつわる話が多い。
女性の残虐さ、強さ、エグさ、そのようなものを露骨に描きたいときに書きたくなる作品です。まだこれからも沢山書いていこうと思うシリーズです。
第一作の「殲滅編」というのは有名な「ディアトロフ峠事件」に着想を得ました。
あの謎多き集団怪死事件の裏側に暗躍する女性殺人集団がいたら、さぞかしイイだろう(?)と思って。このシリーズは基本的に人が死にます。グロテスクな表現も躊躇わず出しています。
ただ、絞められました、落ちました、に満足できなくなった方々に贈るエクストリームM格闘小説が、戦場の悪魔シリーズです。個人的には最初のものから一番最新の「ネズミ獲り」まで、全て気に入ってます。よければご一読ください。
2 レッツゴー鬼退治。
これはファンタジーであり、ショタもの。いわゆる子供が絞められて殺されるとか嬲られるとかいったものですが、その最先端でしょう。
目の前で頼りになる強い仲間を殺されてしまって、自分も拷問にかけられる。いつ殺されるとも分らない恐怖を幼い心の中に充満させている様子を一生懸命書いたつもりです。
相手が子供となると女(ここでは鬼ですが)の残虐性もより目立つものです。女の鬼というのも、なんだかんだラムちゃんとかもいるし、案外親和性高いねというのが書こうと思った切っ掛けです。子供を絞める作品はもっと書いていきたいんです。
まずはどういう物語がフィットするのかを勉強しなくてはいけませんね。お楽しみに。
これはファンタジーというには人も死なないしM格闘に近いものがありますが、一応首が折れたり腕が折れたりしているのでこの枠で紹介させてください。
元ネタはご存知「炎の体育会TV」におけるRENA選手の芸人虐殺回です。
他にも、陸上競技などであのぴったりスパッツ女子大生たちが芸能人たちを容赦なくコテンパンにしているらしい様子(←見たことはない。)がネットなどに流れているところに着想しました。
淡々と、諧謔の色身を見せず、自分がやるべきことをやって、相手が壊れようと関係ありませんというその無感動なSというのが実は一番たまりません。そんなことないですか?笑
個人的にはかなり気に入っている作品です。100円シリーズの「学内部活動対抗戦。」の豪華版といったところです。
番外編。新説・トイレの花子さん。 リンク。
書いてる段階から問題作だよなと思ってました。M格闘ではないです。格闘要素のない話。
逆リョナではあるかもしれないけど、格闘で嬲られたい、という感じで読むとハテナ?となる可能性が高いもの。でも、諭吉の中に滾々と湧き出るいくつかの源泉のうちの一つにはこういうのもあります。
いわゆる、この世ならざるものに抱き殺されるというロマン。
少し古い話になりますが「死国」という映画をご存知でしょうか。たしかリング2かなんかと抱き合わせになって上映されていたホラーモノなんですが、そこでは若き日の栗山千明氏が男に抱きついて背骨を砕き(ベアハッグ)殺してしまうという描写がありました。
おそらくそれが原点でしょう。生身の人間ではない、イコール、男を簡単に抱き殺せる免罪符というように理解しているようで、普通の女の子ではなし得ない縊り殺すやり方を幾つも提案できると思っています。
ダイレクトに「太ももで首を挟みこんで、」とか、「股の中で泡を吹かされて、」というものではなく日本人特有の奥ゆかしさというものをこの手の作品にも持ち込めたら、という願望もこめて書いています。ご注意くださいってのも変ですが、よければ読んでいただきたいです。
さて、ずらっと見てきました。
どれがいいかなあ、なんて過去の作品を見返してみましたが自画自賛になるんですがどれもいいですね。はっきりいって、クオリティ高ぇな諭吉。と自分で思ってしまいました。
今回は書くスペースが取れなかった、「僕の知らない世界シリーズ」「君を狩りに」「汗と涙の夏合宿シリーズ」なんかどれも看板シリーズといっていいほどだなあという印象。
中には書くもの全て購入していってくださる猛者もいらっしゃいますが、ご購入くださった方のご感想是非聞いてみたいです。
お問い合わせフォームから、いつでもご連絡ください。
リクエストも随時募集しています。
では、またそのうち。