M格闘と怪談。

2019年11月03日

どうも諭吉です。
ラグビーが素晴らしかったようですね。
ポジティブなニュースは常に良いものです。

さて、今日はM格闘と怪談の親和性について話してみたいと思います。

私の作品に
蛇女捕獲大作戦。
というのがあり、
これは今でもとても人気のある作品ですが
要するにへび女という怪談、怪異が
実際に子供たちに襲いかかるという
よくある怪談話にM格闘、もしくは逆リョナという感覚を混ぜたものです。

これは「子供を絞めて欲しい、殺して欲しい」という
実に不穏なリクエストに応えて書いたものでしたが
普通に考えて異常者ではない大人の女の人が
子供を絞め殺すという状況が考えにくかった当時、
少し設定の立ち位置を変えるだけで
かくもスムーズに話が進むものかと驚いた記憶がありますね。

そのほか
新説・トイレの花子さん。
というものもあります。
もろに学校の怪談で有名な妖怪?というか、おばけを流用しました。
ここで問題になったのが、
「おばけが格闘を理解するのか?」ということです。
たとえば蛇女であれば「相手を絞め殺す」ために脚を使うのは
割と理解できるかなと思います。
が、花子さん(生前は普通の女の子)が三角絞めを理解するのかどうか
ってのには少し疑問が残ります。
こういう話はファンタジーであればあるほど、リアリティが大事です。
破綻が垣間見えた瞬間に全ての設定はあやふやになり、
せっかく獲得できたはずの没入感も白けてしまうと思いますね。
そこで子供の頃に見た「死国」という映画で、栗山千明女史が演じた
死から蘇った女の子が、初恋の男の子(やったかなあ??)を
ベアハッグでベキボキと抱きしめ殺していたことを思い出しました。

ああなるほど、一回死んだ女の子はスーパーパワーを得るものなのだ。
ということを思い出し、私の作品に登場する花子さんにも
同じようにスーパーパワーを得てもらいました。
一度読んでみてくださればその異様な「怖さ」を
興奮の中に感じてもらえるかなと思います。

他には「蜘蛛女」であれば、自分の巣に捕らえた餌たる子供や大人を
自慢の太ももで絞め殺すことは実に想像しやすいですね。
そのうちかけたら良いなと思います。
M格闘と怪談の親和性は思いの外高いようですね。
同じようにミステリアスであり、
どこか陰湿で、隠匿的な感覚が共通するんでしょうかね。

明日は筆が進めば「M格闘と都市伝説」について日記を書いてみたいと思います。

では。

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